2009年3月15日日曜日

さいせい 20 チャンバー洗浄の巻き 他

今回はチャンバーの洗浄について。

実はあまり汚れていないけど前からやってみたかった。




チャンバー洗浄といえば、パイプ洗浄剤でカーボンを落とすというのが良くあるWeb情報だけど、
どれもこれも濃度が低いためか、なかなか思うように落ちないよう。
(やった後、濃度より回数かもしれない と思った・・)

少し前まで、同じく水酸化ナトリウムの水溶液で溶かして過酸化水素で発泡+液温を上げて洗浄 
というチャンバー洗浄剤がありましたが、薬事法に触れる?ため今は一般には販売してないとのこと。
マフラーストーン

そこで、高濃度の溶液を作るために薬局で水酸化ナトリウムを買ってきた。
マフラーストーンと同じく過酸化水素も欲しかったけど置いてないとの事で諦め。
市販のオキシドールでは濃度が低すぎて役不足だと思う。
ちなみに苛性ソーダの使用用途はチャンバー洗浄と書いてOKだったw

で、水酸化ナトリウム1kg分で1200円位だったので、パイプ洗浄剤が1Lで200円前後と考えても、
パイプユニッシュ等の1%濃度のものなら約100本で20000円分。
ノーブランド市販最高の4%濃度のものなら約26本で5200円分。
今回使うのは約9%濃度の水酸化ナトリウム水溶液10L、1Lあたり120円。
もうパイプ洗浄剤なんて買えない。

 


水にはゆっくり溶かすこと。
一気に溶かすと凄く熱くなる、熱で容器が少し変形した・・・。
水酸化ナトリウムは本当に危ないのでゴーグルとゴム手は必須。
ヒュームで粘膜もやられるのでマスクもしておいた方がよいとのこと。

 


濃度約20%の水酸化ナトリウム水溶液。
被ると多分死ねる。

 溶けきってないし。


髪の毛も一瞬で溶ける。
一瞬で溶けてもう見えないけど。




作った原液をチャンバーに注いで満タンまで水で埋めると濃度が9-10%になる計算。
かなり適当ですが。

メモ:RGVのチャンバー容量は片側約4L。




適当に蓋。

  ちびちび漏れとる・・。


もう片方もやって、これで1週間放置。




余った溶液に中性洗剤を混ぜて強力なアルカリ洗剤を作った。
マジックリンなど比較にならないほど危険なので浸け置き専用。 なお、アルミも溶ける。

試しにチェーンオイルでギトギトのスプロケカバーも、浸けておくだけでとてもキレイにった。
ただ、お肌やアルミパーツへの攻撃性を考えても、灯油やオイルのが遥かに優しいので、使い道はあまりない・・
油ギトギトカーボンてんこ盛りの鉄や樹脂パーツなんてそうそう無いし。

ガスコンロの裏側などにはもってこいかも。

 


今日届いたにゅータンクのチェック。
外はボコボコだけど中はそこそこ。

 

 


やらなきゃいいのに。



 → 

 → 


アルコールで脱水した後、とりあえず防錆にシリコンスプレーを内部に噴きつけたけど
まぁ、来週には多分錆びてるだろうな・・・。




ちょっと片付けた。



おわり。

0 件のコメント: